多汗症を治すには

多汗症を治すには

顔や手などから汗が止まらない症状である多汗症ですが、症状に悩んでいる方のために治療法を紹介していきます。

まずは、病院の皮膚科で治療することが可能です。
精神的要因の場合は心療内科となります。
どちらかわからないという場合は総合病院で問診表を記入することで、どこの科を受診すればよいのかを教えてくれます。
皮膚科での治療法としては、塗り薬を使用して改善を目指します。
塗り薬の成分としては、改善効果がある塩化アルミニウムとなります。
こちらを汗が多くでる部位に毎日塗っていきます。
塗ることによって汗が出る汗腺が細胞の結合により塞がれます。
汗腺が塞がれることによって汗を抑えることができます。
効果は少しずつ現れていき、早い方は数日で効果を実感することができます。
塗り薬の他に、ボツリヌス注射を打つ方法もあります。
ボツリヌス菌となり、こちらは食中毒で有名な菌となります。
皮膚に注射することによって、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質の分泌を抑えることで汗を抑えます。
注射のため痛みが強いですが、効果は3ヶ月から6ヶ月と長く続きます。
水に電気を流すイオントフォレーシスと呼ばれる方法もあります。
電気と言っても、電流が弱いため、痛みはさほど感じないとされています。
電気を流すと水から水素イオンが発生し、この水素イオンが汗腺を小さくして汗を抑えます。
治療は週に1回病院に通うことになります。
イオントフォレーシスは手や足の裏などに限られているため、腋などにはこの治療を受けることができません。
汗の原因である交感神経を除去する方法もあります。
除去するのは手術となり、ETS手術や交感神経遮断術とも呼ばれています。
多汗症を完全に治すことができ、再発率も低いと言われています。
ただ、この手術は汗が多い部位を完治できますが、他の部位から汗が多くなってしまうこともあります。
また、手術に特化した医者も少ないため、信頼できる専門医を探す必要があります。
手術の費用としては、保険が適用されるようであれば7万円から10万円となります。
手術以外の治療法の費用としては、塗り薬の場合は100gで1000円程度、イオントフォレーシスは一回700円程度、ボツリヌス注射の場合は保険が適用される場合の両脇の費用としては、3万円程度となり、保険が適用されない場合は10万円以上と高額な費用がかかります。

心療内科での治療法としては、精神面でのケアが行われます。
精神面のケアとしては、カウンセリングや自律神経の働きを抑える訓練などが行われます。
他にも、精神安定剤などの薬物療法も行われます。

日常で行える多汗症の対策方法としては、ハッカ油を使用して体感温度を下げるという方法があります。
ハッカ油はスプレーとして使用し体に散布します。
スプレーの他にも湯船に入れて使うこともできます。
ハッカ油はドラッグストアでも販売されているので、簡単に入手することができます。
ハッカ油以外にも、ミョウバンを使用して汗を抑えることができます。
ミョウバンは臭いを消すことでも知られていますが、皮膚にミョウバン水を散布することによって、タンパク質を変化させ、引き締める効果があります。
皮膚を引き締めることによって、汗腺を引き締めて汗を抑えます。
ハッカ油と同じく、スプレーで使用することもできますし、湯船に入れて使用することもできます。
漢方でも汗を抑えるには有効とされています。
漢方の種類によって効果は違って行きますが、精神を安定させたり、汗を調節する作用があります。
食事でも多汗症に効く食材があります。
摂取したほうが良い食べ物としては、脂質が少なく刺激物が少ないものとなります。
野菜を中心とした食事がおすすめとされています。

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